大企業勤務でも「このままでいいのか」と悩むあなたへ
「大企業で働いているけれど、激務や将来の生活に不安を感じている」
「地元に戻ってUターン転職したいけど、後悔しないだろうか」
そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
私自身、某一部上場メーカーで人工衛星の設計に携わり、子どものころからの夢を叶えました。けれども激務やライフスタイルの不一致から、「この働き方を40年続けられるのか?」という疑問に直面。最終的に地元へのUターン転職を決断しました。
この記事では、大企業から地方へUターン転職した実体験をもとに、メリット・デメリットや意思決定のポイントを紹介します。
大企業勤務の現実:やりがいと激務の狭間
新卒で入社した会社では、人工衛星の設計というやりがいのある仕事に携わっていました。宇宙や防衛分野に関わるのは子どものころからの夢で、キャリアとしては申し分ありません。
しかし現実は、21時以降の退社が当たり前という生活。先輩社員も同じような働き方をしており、「自分もあと40年この生活を続けるのか?」と考えると精神的に限界を感じました。ストレスで白髪が急に増えたのもこの頃です。
給料の裏にあった不安
大企業ということもあり、給料は同年代よりも高め。将来的には年収1000万円に届くことも期待できる環境でした。
ところがある飲み会で、課長から「子ども二人を中学から私立に入れたら家計は火の車だ!!笑」という話を聞き、衝撃を受けました。「頑張って働いても、余裕のある暮らしができるとは限らない」という現実を突きつけられたのです。
その瞬間、やりがいと給料だけをよりどころにして働く自分に疑問を持ち始めました。
自分の価値観を整理する:仕事の3要素
転職を考え始めたとき、私は仕事を次の3つの要素に分けて整理しました。
- やりがい
- 給料
- 自分の時間
①やりがいは、すでに人工衛星設計という仕事で満たしていました。
②給料についても、努力を続ければ1000万円に届く可能性がある環境でした。
しかし最終的に一番大切だと気づいたのは③の「自分の時間」でした。
「19時には家でご飯を食べたい」――そんなシンプルな願いが、私のキャリア選択の軸になったのです。
Uターン転職を決断した理由
関東で転職先を探すこともできましたが、最終的に選んだのは地元へのUターン転職でした。
- 地元の「都会だけど背伸びしない雰囲気」が自分に合っている
- 公立中心の教育環境があり、生活コストの面でも安心感がある
- 「家族とのんびり子育てしたい」という思いが強まった
これらが決め手となり、Uターン転職を実行しました。
Uターン転職のメリットとデメリット(実体験)
メリット
- 19時に家族と夕食を囲む生活ができる
- 趣味や読書の時間が増え、精神的な余裕が生まれた
- 東京に比べて生活コストが抑えられる
デメリット
- 30代前半は「社会的成功レースから降りた」と感じる時期があった
- 同期や知人が役職に就く中で、自分の選択に迷う瞬間もあった
- ただし読書を通じて価値観を整理し、30歳半ばでようやく「これでいい」と吹っ切れた
まとめ:Uターン転職で後悔しないためのポイント
Uターン転職は、単に「地元に戻る」というだけの選択肢ではありません。
後悔しないためには、まず「自分が仕事に何を求めるのか」を明確にすることが重要です。
- やりがいを重視するのか
- 給料を重視するのか
- それとも自分や家族の時間を重視するのか
私の場合は「時間」を選んだことで、今の暮らしに納得しています。
もしあなたがUターン転職を考えているなら、まずはノートや紙に「自分の優先順位」を書き出してみてください。きっと今後のキャリアを考えるヒントになるはずです。
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