「え、何故わざわざ借り換えして支払額増やすんですか笑笑」
当時(2022年秋)住宅ローンの変動金利から固定金利への借り換えを相談しにいき、担当された窓口の銀行員:山田(仮名)の言葉と半笑いの顔を今でも忘れません。
そう。絶対にだ!
教訓
- その時々の外野の雑音に惑わされず、自分の中で決定権を持つことが大事
- 自分の性格にあった方法は、たとえ結果的に損だしても選択肢にいれていい
借り換えした経緯

当時、僕はまだ3年固定金利期間の1年程度でした。
時、今よりも(今もですが)お金の勉強が足りなかった身でありながら、
- 世界と比べて日本だけ明らかに政策金利が低すぎる
- 翌年日銀総裁が交代するから日銀の方針が変わる可能性大
- インフレがくる
という、非常に安易ですが、感覚的にこのままフワフワ流されたらいけないなという思いがありました。
まだ世間では金利がどうのこうの騒ぐ前の話ですから、友人知人に聞いてもみんな変動金利という回答。
ただ僕の性格上、気になり始めるとずっとそのことが気になり、著しくQOLが下がるタイプなので、もし今借り換えずに金利の上昇局面を迎えた場合、白髪が増えるのは明白でした。
なので僕は月1万強の追加出費を自分の精神安定保険料と割り切り、1.5~1.9%程度の全期間固定の住宅ローン(ペアローン)に借り換えました。
借り元の銀行の担当者からは最後まで
「●年期間固定期間中にわざわざ損して借り換える人ほとんどいませんよ笑」
「●年まで待って検討すればよいのでは笑」
と半ば馬鹿にされたように言われましたが、そんな悠長に待ってる間に固定金利上がると思っていたので聞く耳を持っていませんでした。

マジでこんな顔だった
借り換えして2年がたった今
世間で騒ぎだした住宅ローン問題
変動金利か固定金利のどちらかが正解か素人の僕にはわかりません。おそらく結果論でしかないからです。
ただ、僕の性格上これだけは言えます。
「あの時借り換えしておいてよかったぁああああ!!!!」
「どーだ!あの時俺のことを馬鹿にした山田(仮名)!!お前が言った通り2年待ってたら、もうおたくの10年の期間固定金利は俺の全期間固定金利よりたけァーぞオラァ!!!!今後も当分は多分あがりませんよなんて適当なこと言ってんじゃねーよ!!(2025年3月現在)」
と今だけ心の叫びを叫ばして下さい。
また2年後には全く逆の悲痛な叫びをしているかもしれません。
変動金利か固定金利か
巷では、変動金利で手出しを少なくし、その浮いた分を投資に回してペイするという方法もささやかれています。
確かにその方法でもいいと思います。
ここで僕が言いたいのは、多少損をしてもその人の性格にあった方法も選択肢に入れていいということです。
僕自身投資をしています。手出しの浮いた分を投資に回してペイするという方法も理解できます。
ただ、それよりも変動金利が今後どれだけ上がっていくのだろうかという、これから30年続く不安を一掃したかった。
この不安が月1万に追加出資で0になるなら安いもんだと自分の中で納得して決めました。
おそらく僕なんかよりよほど頭のいい人は、
「都度借り換えを検討していけばいいじゃん」とか
「それって考える事を放棄したただのぐうたらゴリラやんけ」
と思う人がいると思います。
ただ、借り換えって想像以上に面倒くさくてエネルギーを使うんです。
今の銀行の前に某R銀行に借り換えをしようとして審査に落ちたときの「またこのめんどくさい作業やらなきゃいけないの??」という絶望感は半端なかったです。
結果として今の銀行と出会い、結果オーライだったのですが。
まとめ
- その時々の外野の雑音に惑わされず、自分の中で決定権を持つことが大事
- 自分の性格にあった方法はたとえ損だしても選択肢にいれていい
この二つに尽きます。銀行員の人は親身になって相談に乗ってくれる人もいるでしょうが、結局他人です。僕らがどうなろうと知ったことじゃありません。
今後金利は当分あがらないなんて無責任なことを言った時点で僕の中で敵になりました。
そんな表面上だけの人たちに食い物にされなように自分で意思決定する努力を怠らないように勉強を続けましょう。
今日もあざました
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