職場にいませんか?クレクレマインドの人。
こっちのGIVEの精神に、意識的なのか無意識的なのかわかりませんがタダ乗りしてこようとする人。
今日はそんな人に寄生されたら全力で振り払わないと、都合のいい人扱いされて仕事を増やされるよという話。
実際にうちの職場にいる寄生さん
僕の職場にもいます。寄生さん。
物腰は非常に柔らかく丁寧で、10個近く年下の僕に対してもその対応は変わらないので、私生活も非常に穏やかで人当たりのいい人なんだと思います。
ただ仕事という面においてはクレクレさん。寄生虫です。
寄生未遂①

この件で、この部分がシステム上不明で困ってるんですよね

あー!そこややこしいですよね!僕もその部分知識皆無なので、システム部門に聞いてみないとわからないです!

・・・・・

・・・・・・・・・・
この後2分ほどずっと僕の席の後ろで返事もせず突っ立ってる寄生さん

え?僕そこ明るくないんでシステム部門にこの件の担当の寄生さんが聞いてくれません??

あ、わかりました

わからないって回答した時点で僕もう別の作業に取り掛かり始めたのに後ろで何考えて立ってたんだろう。
寄生未遂②

この件、やり方困っててどうしたらいいと思います?

あーその件やり方迷いますよねー。僕も少し考えてたんですけど、寄生さんはどうしようと思ってます?

いやーあんまり…

(え、何も案持たずに相談しにきてるの?)「うーん、アレだったら僕なんかより課長に相談した方がいいと思いますよ」

いや、もう少し考えてみます
こういった寄生さんからのやり取りを数回しているうちに寄生さんは僕のところには全く近寄ってこなくなくなりました。
おそらく僕に相談しても答えを出してくれないから見切られたのでしょう。
代わりに職場のお人よしで誰でも助けちゃうような人に見事に寄生し、相手に失礼な丸投げ質問を現在進行形で今もしています。
GIVEの精神の適用外の人間
ここで勘違いしてほしくないのは、
GIVEの精神を僕はすごい大事にしています。
先ほどの例でも、やり方の案を持ってきてくれていれば、真摯に対応していました。(というより僕よりも10年ほど歴長いのに、何で相談する前に自分の考えを持っていないのかという点の方が衝撃的でしたが。)
意識的でも無意識的にもGIVEの精神にタダ乗りしてこようとする人に対しては、そもそも近寄らないし、仕事などでどうしても関わらないといけないときは先ほどのやり取りのように極力接点を少なくしています。
確かに、それでもGIVEを続けていればいつかは巡り巡って自分に返ってくる。という考えもあります。
そういった点では僕はまだまだ修行不足かもしれません。
けれども、寄生された相手が一所懸命寄生された案件で動いているのに、当の本人がしれっと

あー、その案件、今●●さん(寄生された人)にやってもらってますー
と、さも業務を移管したかのように鼻をほじりながら(イメージ)話しているのを見ると、少なくとも僕は助けたいと思えません。
寄生さんをどうすることにエネルギーを割いてはいけない
寄生さんはおそらくこの仕事に就いてから、各職場に一人は必ずいる、お人よしの人に寄生して生活してきたのだと思います。
事実、寄生さんが異動してくる前の職場にいた同僚の方から「寄生さん、いい人ですけど気を付けて下さいね」と前情報をもらっていました。
少し前の僕であれば、人柄がよくてもそんな寄生野郎許せません。
前述した失礼極まりない相談を受けた時点でバチバチにやってました。
でも今は露払いをするだけで済ませることができています。
それは、読書を通して自分のコントロール外の要素(ここでは寄生さんの仕事の仕方)にエネルギーを割くのは無駄だというマインドセットをもつ努力をしているからです。
少し前の自分

いや、1年目の人ならまだしも、20年近く働いてるのに自分の考えなしにどうすればいいですかって答えだけ聞いてくるのって失礼じゃないですか?
こっちの時間奪ってるって自覚あります?
読書を通じた自分

(うわー来たよ。寄生する気満々だよこの人。20年目の人が自分の考えひっさげないでどうすればいいですかって聞く?笑)あ、課長に聞いた方がいいですよ
考え方変わってねぇじゃんって思う方もいると思います。
ただ、その心から湧いてくる悪感情に対するアプローチが全く違います。
読書前はその悪感情をガソリンとしてアクセルべた踏み。
読書後は悪感情をガソリンにはしていません。
結局その悪感情をガソリンにすることは、その悪感情の根源である寄生さんに自分の行動選択を支配されていることになります。
ここのアプローチを可視化できているであろう人は周りの大人を観察していてもあまりいません。
そしてこのアプローチ、実践しようとしてもなかなか難しいです。
油断するとすぐに悪感情がガソリンとのラインに接続されます。
この点に関しては僕も現在進行形で努力中です。
まとめ:お人よしになりすぎるのは人生を搾取される
寄生さんのようなクレクレマインドの人のやさしさに意識的なのか無意識的なのかわかりませんが、タダ乗りしてきます。
相談をしてきたとしても、主体をこちら側に投げてこようとします。
そういった人でも助けたい、それでもそれを助けるのが自分の主義だという方もいると思います。
ただ、嫌な気持ちになりながら寄生さんのような人のしりぬぐいをさせられて残業を余儀なくされている人も沢山見てきました。
たいていお人よしの人です。
自分の人生をそんなクレクレマインドの寄生さんに奪われないように、自分の身を守りましょう。拒否するのは何もわるいことではありません。
そしてクレクレマインドの人を矯正しようとしても自分の人生を搾取されていまいます。
まずは自分の中身を見ていくことが人生の豊かさに繋がると考えます
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