ディズニーも企業
どんな人におすすめ
- ディズニーブランドが好きな人
- 0から何かを始めたい人
- 映画のようなサクセスストーリーを読みたい人
個人的読書難易度【★☆☆☆☆】
自伝の邦訳なので、読みやすい
企業としてのディズニー
まず最初に書いて起きたいのが、邦題にある「10の原則」のHow to本ではないという点。
自室にいながらロバート氏が下っ端からディズニーのCEOまで駆け上がる体験ができる、一つの映画をみているような本だということ。
夢の国のイメージが強いディズニーの企業としての戦略やマネジメントが赤裸々に記載されており、トイストーリーの制作背景にはそんな話があったのかと、トイストーリーのアンディとほぼ同じ世代で一緒に成長し、トイストーリー3が公開されたときに映画館で号泣した自分には面白すぎて本を読む手を止められませんでした。
わからない・足りない部分を認める胆力
人は誰だって他人に認められたい承認欲求があり、少しでも良く見られたい心理が無意識に働くと思います。
それが僕のような中堅の人間になればなるほど、「知らない」「わからない」という事を自尊心というプライドが邪魔をして認めづらくなります。
なんでもできるスーパーマンになれればいいですが、人には向き不向きが必ずあります。
孫氏の兵法から考えると
勝てる(向いてる)分野でしか闘わない。
負ける(向いてない)可能性のある分野では、そもそも土俵に上がらない。つまり、誰かに任せてしまう。
というのも、仕事・育児においても重要な考え方だと私は思います。
しかし、それをするためには自分の弱点を自分で認識し、認めなければなりません。
これがなかなか胆力が必要です。
それでも、自分を多角的な視点で弱点でさえも客観視することは、自分という人間の棚卸しにもつながり、いい意味で自分に過度な期待をせずに事故につながるという事態を避けることができると僕は考えます。
今日もあざました
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