素人は考えるな。黙って買い続けとけばそれでよし。
どんな人におすすめ
・投資を始めたい人
・何に投資しようか迷っている人
・長期スパンで資産を形成していきたいと考えている人
おすすめしない人
・一発逆転で短期間で金儲けしたい人
個人的読書難易度【★★☆☆☆】
邦訳にありがちな違和感のある言葉もなく、非常に読みやすかった。
ただ、グラフなどが結構でてくるので、そういったものにアレルギーのある人は少しエネルギーを使うかも。
なぜ読もうと思ったのか
少し投資をかじり始め、FIREとかもいいなと思っていた中、面白そうと思い購入。
初心者こそ読んでほしい
今の円安とインフレが進んでいる日本で、
貯金＝お金の実質価値が目減りしている※今の日本の状況下では
ということを理解できていない人が本当に多いと思います。
自分が投資に全くの無知だったときに、初めて手を出したのが個別銘柄の株式投資でした。
投資＝株の売買（デイトレ的なもの）
という間違ってはいないですが、投資でお金を儲けるためには単純に株の売買（デイトレ的なもの）という本当に単純な考えしかもってませんでした。
今本屋さんにいくと
「投資で●億円を短期間に稼ぐ」「FIREをめざす」
というのが全面に押し出されていて情報弱者が何から始めればよいのか全くわからないというのが現状です。
この本には、
・過去の世界経済が歩んできた事実
・歴史は繰り返さないが韻を踏む
という考えのもとインデックスファンドを長期スパンで買い続けることの大事さを解説してくれています。
私は友人知人に投資のことを聞かれた場合、まずこの本をお勧めして、内容がわからなかったら聞いてと伝えています。
もともと僕も貯金の数字が増えていくことに喜びを得ているような人間でした。
貯金の数字を切り崩してまで新しく投資するというのは非常に胆力のいることです。
投資は自己責任の世界ですので、一概に正しいとは言えないですが、だまされたと思わないためにもこの本を読むことをおすすめしたいです。
今日もあざした
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