不機嫌な妻 無関心な夫 うまくいっている夫婦の話し方 五反田達成著 ‐察してくれよは通じない

読書記録

察してくれよは通じない

夫婦という一番近い距離のパートナーだからこそコミュニケーションを密にする大切さがわかる本

不機嫌な妻 無関心な夫 妻が喜ぶ話し方 夫が動く伝え方 (五百田達成の話し方シリーズ) [ 五百田 達成 ]

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どんな人におすすめ?

  • 最近妻(夫)にイライラする人
  • なんでこんなこともわかってくれないの!?っと思ってしまう人

個人的読書難易度【★☆☆☆☆】

すらすら読めちゃいます

身近な人こそ、言葉にしよう

「そのくらい察してよ…」
ふとしたときに、心に浮かぶこの言葉。

ダメだって分かっていても、つい思ってしまう。これって、人間の性なのかもしれません。

でも最近、友人夫婦や知り合い夫婦と話をする中で、気づいたことがあります。
そもそも「察してよ」と思ってしまうこと自体が、ナンセンスだと知らない(気づいていない)人が、実はけっこう多いんです。

妻(夫)、そして子どもも「他人」

どれだけ一緒に過ごしていても、どれだけ愛情があっても、結局のところ妻(夫)も子どもも「自分とは違う他人」です。

だから、何を考えているかなんて、言わなきゃ伝わりません。

そのためのツールが【言葉】であり、【会話】なんですよね。

「慣れ」が会話を奪っていく

たとえば仕事で初めて会う取引相手。相手の意図を探るために、私たちは自然と注意を払います。
「この人、何を考えてるのかな?」って、敏感になる。

でも、長く一緒にいるパートナーには、逆にその注意が薄れてしまう。

慣れや安心感がある分、「言わなくてもわかるでしょ?」と思ってしまうんです。

結果として、少しずつ認識のズレや誤解が積み重なり、
「なんでこんなに一緒にいるのに、わかってくれないの!?」
という不満が爆発してしまうんじゃないかなと感じています。

違う背景を持った2人だからこそ

そもそも生まれも育ちも違う2人が一緒に生きていく。それが夫婦。
考え方や感じ方にズレがあるのは、当たり前です。

だからこそ、お互いの妥協点を見つけて、すり合わせていく。
それもまた、長い結婚生活の一部なんだと思います

この本が教えてくれたこと

今回読んだ本では、そうした「夫婦間のコミュニケーション」について、具体的な方法や考え方がとても分かりやすく、体系的にまとめられていました。

どうやって言葉にするのか。
どんなタイミングで伝えるべきなのか。
どうやって相手の話を受け止めるのか。

こうした「実践できるコミュニケーションの技術」は、夫婦生活に本当に役立つと感じました。

まとめ:一番身近な人だからこそ、丁寧に話す

いつも隣にいてくれる人。
毎日顔を合わせる相手。

そんな身近な存在だからこそ、誰よりも「言葉による意思疎通」が大切。

ささいなことでも、きちんと伝える。
わかってほしいなら、まずは言葉にする。

そんなことを、改めて考えさせられた一冊でした。

…と、ここまで書きつつ、実は昨日、まさにコミュニケーション不足が原因で妻とケンカしました(笑)

夫婦生活って、やっぱり難しいですね…。

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