【実体験】合わない上司への対処法は「心の業務委託化」でした。我々の労力を奪うテイカー上司とは?

心のシャッター 生活

職場の合わない上司に、大切なエネルギーを奪われていませんか。

結論から言えば、自己利益を優先する「テイカー上司」には、感情を交えない「完全な業務委託」の距離感が最も有効な対処法です。

本記事では私の実体験をもとに、職場の割り切り術を具体的に解説します。

人事異動で異動してきたテイカー※上司

※テイカーとは? 書籍『ギブ&テイク』(アダム・グラント著)における、「常に『与える量』よりも『奪う量』を多くしようとする、自己利益優先の人」のことです。 

私の職場にいた上司は、一見すると親しみやすい人物でした。自虐ネタでこちらの警戒心を解き、巧みに懐に入り込んでくるのです。しかし実態は、部下から時間と労力を奪う「テイカー」でした。さらに以下の特徴を持つ「ヘリコプターボス※」でもあったのです。

  • 手段が目的化した非効率な指示を出す
  • 組織の目的より個人の興味を優先する
  • 「任せた」と言いつつ細部に過干渉する

指示を出すときも「細かいこと言ってごめんね(笑)」「こんなこと自分の上司に言われたら僕だったら怒ってると思うんだけどさ(笑)」「僕は気にしないけど、他の人が気にするかもしれないからさ」と、反論を封じる枕詞を忘れません。

※ヘリコプターボスとは

子どもの頭上を旋回して過干渉する「ヘリコプター親(Helicopter Parent)」のビジネス版で、部下の頭上を常に旋回(監視)し、少しでも問題が起きそうになるとすぐ急降下して口出しやタスク奪還をする上司のことです。「任せた」と言いながら実質的に一切の裁量を与えない、マイクロマネジメントの典型例とされています。

距離感を間違えるとリソースを奪われる

私はもともと、雑談を交えながら楽しく仕事を進めたいタイプです。

そのため上司の親近感アピールに乗ってしまい、もともとうっすら感じていた本性を見て見ぬふりをしていました。

しかしある出来事をきっかけに、「この人は自分の目的のためなら、他人を道具のように扱う」と確信したのです。

彼の独善的な無用な指示のせいで私の家族にまで迷惑を掛けました。

それは家族を第一優先にしている自分にとって超えてはいけない一線であると同時に、私が家事育児の主体であることを常日頃応援してくれていた言葉は、「理解のある上司」というキャラづくりをしているだけの上っ面だけの言葉であることを理解しました。

実践!上司との関係を「業務委託」にする方法

そこから私が徹底したのは、完全な「業務委託」の関係性です。具体的なルールはシンプルに設定しました。

  • 業務上の連絡や報告は完璧に行う
  • 私的な雑談には一切乗らない

心のシャッターを閉じ、相手が懐に入り込む隙をなくしました。

相手が業務報告の合間に雑談をしかけてきても、相槌を打つだけで私からは一切話を広げません。

人情に訴えかける余白を消したのです。

私はもともと仕事とはいえ結局最後は【人と人】、お互い様精神で目上の人とも雑談を交えながら、楽しく仕事を進めたいタイプです。

上司は一見すると、自分の失敗談を笑い交じりに話す親しみやすい人。

でも、このテイカー上司において耳ざわりの良い言葉発することは相手の懐に入り込み、コントロールしようとするただのパフォーマンスなのです。

楽しく仕事をしたい自分のポリシーには反しますが、自分の一番守りたいものを守るためには一線を引くのが大事です。

※注意点として、挨拶や仕事の質は絶対に落としてはいけません。あくまで「感情の領域」だけを切り離すのがポイントです。

まとめ:いい部下をやめれば心はラクになる

その上司に対しては普段の明るく冗談の言い合いながら仕事を楽しくする本来の自分ではなく、あくまで契約上の履行関係を遵守するペルソナを設定することとしました。

これは、メタ思考~「頭のいい人」の思考法を身につける【澤 円 (著)】において記載のあった、仕事上の自分と私生活上の自分が必ずしも一致させなくてよい。という考え方にも起因しています

この対応を徹底した結果、あれほど頻繁だった雑談が消え、同時に意味不明な指摘をされて都度イライラしていたのが、「このクライアントはこーゆう人間」と割り切ることができるようになりました。

合わない上司への最適な防衛策は、プロとしてドライに徹することです。

自分の心と時間を守るため、ぜひ今日から「心の業務委託」を始めてみてください。

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